紅葉もそろそろ終わろうとしているが、遠くから見る色彩のコントラストが美しい。
豪雪地帯の冬は早いがもう少し紅葉が楽しめるようだ。
(撮影地:十日町市松之山町)
今の時期は早朝の冷え込みが厳しく、棚田からモヤが湧いている。
里山は自然の宝庫で、昔見たような原風景に触れることができ、
こんな風景は懐かしいなあ・・・と子供の頃を思い出させてくれる。
(撮影地:十日町市松代町)
朝もやに、朝の柔らかい陽が当たると一瞬オレンジ色に輝く。
はるか彼方に現れたモヤを超望遠で狙った。
(撮影地:十日町市松代町 星峠)

Canon EOS-1D Mark4 EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM 焦点距離400mm f=18 SS=1/8
紅葉を見せてくれた木も葉を落とし、裸になった木の枝が
寂しそうに季節の変わりを告げている。
つい先程まで一望できた紅葉の木々が、あっという間に
音もなく忍び寄ってくる霧に包み込まれてしまう。
この黄葉した木ももうすぐ姿を消すと、山の中はまた静寂な時間に戻るのだろう。
そんな自然の移り変わりを独り占めしながら、贅沢なひとときを過ごした。
ドウダンツツジが燃えるような真っ赤に紅葉した。
露出補正をマイナスにすると、陰の部分がアンダーになり赤が一段と強調される。
早朝の柔らかい光が差すと、紅葉が一段と綺麗に見える。
もみじも気持ちがいいのか、小さな手を思いっきり広げて朝の光を浴びている。
今が見頃のモミジ、まだ緑でこれから色づくモミジ、そしてもう落葉したもの。
だから紅葉は楽しめる期間が意外と長い。
そんな紅葉の移り変わりを凝縮してみました。

撮影地:長岡市越路町 もみじ園
紅葉の風景は色とりどりの木々の葉に目を奪われがちだが、
足下に目を向ければ、傷んだ落ち葉も朝の光を受けて最後の美しさを演出している。

Canon EOS-1D MarkⅣ EF50mmF1.2L USM f=1.8 ss=1/3,200 ISO=500

Canon EOS-1D MarkⅣ EF50mmF1.2L USM f=1.6 ss=1/5,000 ISO=500