グリスマスローズは冬の貴婦人とも呼ばれるそうだが、なるほど花びらが
幾重にも重なって優しそうな雰囲気が伝わってくる。
マクロレンズで近づき、背景をボカして主役を引き立つように撮ってみました。
(撮影地:長岡市越後丘陵公園内展示室)

Canon EOS-1D Mark4 EF100mmF2.8L Macro IS USM f=3.2 ss=1/125 ISO=800
抜けるような青空が、樹氷を一段と美しく引き立てている。
今まで風景写真は紅葉シーズンが終わったら春まで被写体がないと思っていたが、
こんな綺麗な樹氷が見られるなんて・・・冬は樹氷撮影が恒例になりそうだ。
歩いてみるといろいろな被写体の発見がある。
折り重なる枝のわずかな隙間から、恥ずかしそうに陽が射している。
いくらゆっくり走っていても、車だったら気付かなかった一瞬の輝きに
歩くから撮れる写真を再認識した。
春は新緑、秋は紅葉、そして冬は樹氷と志賀高原の山頂は風景写真の宝庫だ。
この日はスキー客で賑わって、樹氷を撮っているカメラマンは誰もいない。
志賀高原のこの景色が独り占めだから、アイスバーンの道を苦労して登ってきた甲斐があった。

Canon EOS-1D Mark4 EF24-105mmF4L IS USM f=10 ss=1/250 ISO=200
まっすぐ伸びた唐松の枝にビシに付いた樹氷はとにかく綺麗だ。
青空を背景に、真っ白な樹氷はそのコントラストがよく調和している。
自然の造形美に光が当たり、それはまるで芸術作品のような美しさを放っていた。

Canon EOS-7D EF-S10-22mmF3.5-4.5 USM
樹氷を撮りたくて今月に入ってからタイミングを狙っていた。
長野市の天気予報は晴れのち曇りとのことなので、これを待っていたとばかりに
早朝志賀高原に直行した。
山頂付近の天候は快晴、気温は-12度、そして風速は0mと撮影には最高の条件。
陽が当たって風がないから寒さは全く感じない。
そこには予想を超えた見事な樹氷が出迎えてくれた。

Canon EOS-7D EF100-400mmF4.5-5.6L IS USM f=10 ss=1/1,250 ISO=400 焦点距離250mm PL

Canon EOS-7D EF100-400mmF4.5-5.6L IS USM f=10 ss=1/500 EV=2/3 ISO=400 焦点距離180mm PL
朝陽の強い光が建物を照らし、その光景が湖面にくっきりと映し出されている。
朝のピンと張りつめた空気だからこそ、湖面を綺麗に見せるのだろうか。
久しぶりに清々しい朝を実感した。
(撮影地:新潟市北区福島潟)

(Canon EOS-1D Mark4 EF24-105mmF4L IS USM f=14 ss=1/25 PL 三脚)
よし!明日は撮りに行くぞ、と意気込んで朝カーテンを開けて外を見ると雪が降っている。
春はまだまだのようである・・・
これは昨年の春先に撮った写真だが、新芽が吹き出す穏やかな春が待ち遠しい。
いつも自然を相手に山や川を撮っているから、久しぶりの都心の夜景は
別世界に紛れ込んだようで、見るもの全てが新鮮に感じる。
夜景なのに無謀にも手持ち撮影で、しかもシャッタースピード1/4で撮ったがこの辺が限界だ。
(撮影地:東京有楽町マロニエゲート)
新潟県内屈指の豪雪地である魚沼市大白川は、まだ3mの雪に覆われている。
この川沿いを走るJR只見線は、新緑や紅葉の時期になると撮り鉄ファンで賑わう人気の路線だ。

久しぶりに朝日の撮影に出かけた。
雲の切れ間が強烈なオレンジ色に朝焼けし、水面にもその色合いが綺麗に映り込んでいる。
滅多にないこんな光景が見られるから、朝日の撮影にはまってしまう。
(2013.1.31 新潟市北区福島潟)

(Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM)